相続後の実家、どうする?——迷ったときに開く「全体地図」
相続後の実家について、「何から始めればいいのか分からない」というご相談は少なくありません。相続手続き、家財整理、空き家の管理、売却や活用、家族での話し合いが重なり、順番が見えにくくなるためです。
このページは、その状況を整理するための全体地図です。いまのご状況に近い項目からご覧ください。すべてを一度に決める必要はありません。
どこに当てはまるか分からなくても大丈夫です。
現在の状況と困りごとをお聞きし、必要な手続きや対応内容を一つずつ整理します。
① 相続が発生し、手続きが分からない
葬儀後は、期限のある手続きと、急いで決めなくてもよいことを分けるのが最初の一歩です。相続人や名義、相続放棄など専門的な判断が必要な場合は、司法書士などの専門家へ確認します。
② 遺品・家財整理を始めたい
通帳、印鑑、権利証、保険関係など、相続手続きに必要なものを先に確保します。形見や残したいものを家族で確認し、その後に買取、回収、清掃などを検討します。
③ 実家が空き家になっている
売るかどうかが決まっていなくても、施錠、郵便物、通風、通水、庭木、建物の外観などの確認は必要です。遠方で管理が難しい場合は、地域の空き家管理サービスを利用する方法もあります。
④ 売却・活用・解体を検討している
物件の状態や地域によって、そのまま売る、修繕して売る、賃貸などに活用する、解体して土地として考えるなど、選択肢は異なります。
必要に応じて複数の地域事業者へ見積もりや提案を依頼し、金額と対応内容を比較します。最終的な依頼先は相談者ご本人が決めます。
⑤ 家族の話が進まない・何から始めるか分からない
実家への思い、住んでいる場所、費用の負担、相続人としての立場によって、家族の考えが違うのは自然なことです。最初から結論を出そうとせず、分かっている事実と、それぞれの希望を分けて確認します。
どの状況でも共通する2つの考え方
- 専門的な判断は専門家へ確認する。
相談所が資格業務を直接行うのではなく、状況に応じて司法書士などの専門家や地域事業者へつなぎます。 - 決められない間も、管理と情報整理は進める。
「まだ決めない」ことは可能ですが、空き家の放置を防ぐため、管理方法と次に確認する時期を決めておきます。
相談受付から対応完了まで、一つの窓口で支援します
相談内容を整理し、必要な専門家・地域事業者へご案内します。見積もりや対応内容を確認し、相談者が依頼先を決めた後も、相談所が進行状況を確認します。
必要な分野への接続後も進行を支援し、完了後の状況まで確認します。
相続後の実家や空き家について、電話・LINE公式・問い合わせフォームで相談日時をご予約ください。相談は現地訪問またはオンラインで行います。
LINE・フォームは24時間、相談日程の予約を受け付けています。電話受付は平日9:00〜17:00(相談担当:中原)です。
